職種 | 管理栄養士 |
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入職年 | 管理栄養士 2019年入職 |
当院に入院される患者さんは、入院期間が長いため、長く患者さんと関わることができ、身体や栄養状態の変化をみていくことができると思いました。また、退院後の再発や生活習慣病予防に対しても患者さんの力になりたいと思い、当院で働きたいと思いました。
当院では、患者さんと約3~6ヶ月過ごします。そのため一人一人の人柄やバックグラウンド、今どのような思いでいるのかということを知ることができます。また、自分が立案した栄養管理計画の経過や結果を確認することもできます。それらを患者さんや多職種と共有できるところにとてもやりがいを感じます。食形態がレベルアップしていく様子や食事量が増えていくところ、血液データが適正値へ向かっていくところをみられたときにはとても嬉しいです。
誤嚥性肺炎後、当院に入院された患者さんで、ご本人は経口摂取を望まれていましたが、嚥下機能の問題でなかなか経口摂取を始められない方がいました。
治療やリハビリの成果もあり、嚥下造影検査の結果、経口摂取のチャレンジが出来ることになりました。その後は、3食経口摂取に向けて、医師や看護師、セラピスト、管理栄養士がチームで一丸となって取り組みました。
当初は、経口摂取のみでは家に帰ることは難しいと言われていましたが、最終的には病前に食べていた形態に近い食事ができるようになり、笑顔で退院されました。