最初は家から近いという事で見学に行きましたが、病棟の雰囲気が明るく、リハだけではなく病棟スタッフとも楽しそうにコミュニケーションを取っているセラピストを見て、ここにしようと決めました。

嚥下障害の重い方が食事を食べられた時の嬉しそうな顔を見た時、失語症により会話の成立が困難な方が家族との面談で自らの意思を伝えられた時にやってよかったなと感じました。

失語症の患者さんで、入院当初は会話も難しかった方です。
退院後も私がお渡しした教材を使い訓練を続けてくださり、直筆での手紙を書いてくださいました。手紙に『あなたに教わる事ができてよかった』と書いてあり、患者さんの回復を喜ぶと共に、誰かの為になれたんだと初めて実感できた時でした。