クリニカルインディケーター(C II:C linical Indicator 、臨床指標)は、病院の機能や診療の状況などについて、医療の質を様々な指標を用いて具体的な数値として示したものです。指標を分析することで、医療の過程や結果から課題や改善点を見つけ出し、医療の質の向上を図るとともに、患者様にとって分かりやすい医療情報を提供することを目的としています。

50代60代は、女性よりも男性の人数が多く若年での脳卒中の患者数は男性の方が多いとする一般の傾向と一致しています。

平均は22.4日となっており、当院では発症後、急性期病院からの受け入れが早期に行えていることが特徴のひとつと言えます。
全国平均(2022年):31.7日
※回復期リハビリテーション病棟協会(2023年2月発行)資料より

平均在院日数
当院:74.5日
全国平均(2022年):※66.2日
※回復期リハビリテーション病棟連絡協議会(2023年2月発行)資料より


鎌倉市に住所がある患者は、全体の38.4%
つまり、3人に1人以上は鎌倉市内にお住いの患者が占めています。

自宅へ退院した患者の割合は、67.0%
自宅と居住系介護施設を合わせた在宅復帰率※は、87.2%となっています。
※在宅復帰率は、退院患者のうち自宅または居住系介護施設へ退院した患者の割合を示しています。ただし、他の保険医療機関への転院、死亡退院等は除外します。


以下に、2023年1月、4月、7月、10月における当院の実績指数を示します。

実績指数40以上を維持しており当院は、最も高い病棟基準である「回復期リハビリテーション病棟入院料1」の基準を満たしています。

(参照)中医協資料(H29/11/10)


















口から十分に食べられずに経管栄養が必要な状態で入院された29名のうち、12名の方が退院までに経口摂取ができるようになりました。

BMI18.5未満は、23.4%から23.7%と微増(+0.3%)であったもののBMI18.5~24.9は、2.2%増加し、改善の傾向が見られました。

2023年4月から9月の間に発生した院内事故のうち、転倒・転落に関する事故が最も多く143件発生しています。

レベル3bの2件は、転倒に伴い骨折を受傷し治療を必要としました。永続的な障害や後遺症が残るレベル4以上の重大事故は発生していません。

| 事故区分 | 事故レベル | 内容 |
|---|---|---|
| インシデント | レベル0 | 問題が発生したが、患者には実施されなかった場合 |
| レベル1 | 患者への実害はなかったが、何らかの影響を与えた可能性がある場合 | |
| レベル2 | 患者への観察強化や検査の必要性が生じた場合 | |
| レベル3a | 本来必要でなかった軽微な治療や処置の必要性が生じた場合 | |
| アクシデント | レベル3b | 本来必要でなかった濃厚な治療や処置の必要性が生じた場合 |
| レベル4 | 永続的な障害や後遺症が残った場合 | |
| レベル5 | 死亡に至った場合 |
「転倒・転落」事故の約7割が病室内で発生しています。続いて廊下、トイレ、デイルームの順に発生件数が多くなっています。

早朝、夕方の時間帯に「転倒・転落」事故が比較的多く発生しています。



曜日あるいは平日休日の違いによる発生件数の差異はほとんど見られません。
| 入院患者総数 | 523名(再入院含め) |
|---|---|
| 性別 | 男性:253名(48.4%) 女性:270名(51.6%) |
| 平均年齢 | 78.5歳(19〜101歳) |

※当院では心大血管疾患は入院対象となりません。
※再入院・リセット・他回復期からの転院を除く

| 疾患別 | 脳血管 | 運動器 | 廃用 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 発症 →入院 |
当院 | 24.5日 | 17.3日 | 27.9日 | 21.5日 |
| 全国平均 | 36.0日 | 23.7日 | - | 29.4日 | |
| 紹介 →入院 |
当院 | 10.1日 | 9.7日 | 9.1日 | 10.0日 |
| 全国平均 | - | - | - | 12.5日 | |
再入院:入院中に急性疾患を発症し転院したのちに当院へ再入院された方
リセット:入院中に別の回復期リハ対象疾患を発症した方
他回復期からの転院:他の回復期リハ病院に一度ご入院されてから当院へ転院された方

日常生活機能評価(表1)とは、いわゆる「できるADL」を評価します。寝返り動作や意思の伝達などの日常的な基本的動作の13項目ができるかどうかを0点~2点の3段階で評価するものです。0〜19点で評価し、得点が高いほど生活自立が難しいと評価します。

表1:厚生労働省ホームページより
FIM(表2)とは、いわゆる「しているADL」を評価するもので、実際の生活場面で行っている状態を評価します。13項目の運動面と5項目の認知面、計18項目で各項目を1点〜7点とし、点数が高いほど自立度が高く、18点~126点で評価します。

表2:厚生労働省ホームページより
| 疾患別 | 当院 | 全国平均 |
|---|---|---|
| 脳血管疾患 (150〜180日まで入院可) |
89.1日 | 83.1日 |
| 運動器疾患 (60〜90日まで入院可) |
62.5日 | 55.0日 |
| 廃用症候群 (90日まで入院可) |
53.5日 | 55.8日 |
| 合計 | 80.2日 | 67.3日 |
| 疾患別 | 当院 | 全国平均 |
|---|---|---|
| 脳血管疾患 | 7.22 | 6.94 |
| 運動器疾患 | 5.24 | 5.85 |
| 廃用症候群 | 5.26日 | 6.14日 |
| 合計平均 | 6.69日 | 6.46日 |
※神奈川県において運動器疾患・廃用症候群は1日最大6単位までとなっています。









水準値の算出方法として以下の計算式となります。





| 疾患別 | 脳血管 | 運動器 | 廃用 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 当院 | 自宅のみ | 71.2% | 82.5% | 53.8% | 72.8% |
| 在宅復帰率※ | 80.1% | 89.6% | 69.2% | 83.0% | |
| 全国平均 | 自宅のみ | 62.2% | 73.3% | 54.1% | 66.5% |
| 在宅復帰率 | 75.1% | 85.6% | 70.4% | 79.0% | |
※在宅復帰率:急性期病棟への転院・死亡を除いた退院患者のうち、自宅及び在宅系施設 有料老人ホームなど に退院された患者の割合