病院概要

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受付時間 8:30〜17:00
病院理念・運営方針・患者の権利・臨床倫理問題への対応方針
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病院理念・運営方針・患者の権利・臨床倫理問題への対応方針

病院 理念

  • 法人理念

    病院理念

    キリストの愛の精神に基づき、患者・家族・地域の方々一人ひとりが安心し、幸せに暮らせるよう、全人的医療を行います。

病院 運営方針

  • 在宅生活や社会生活への復帰を目指して、良質なリハビリテーション医療を提供します。
  • 医療・福祉・保健の連携による、地域に密着し、開かれた病院として取り組んでいきます。
  • 心豊かな人間性と知識・技術の向上をはかり、専門職による質の高いチーム医療を追求します。

回復期リハビリテーション病棟 理念

  • 患者一人一人を人間として尊重し、患者及び患者を取り巻く人々に対して、身体的・精神的サポートを含めたリハビリテーション医療を提供します。
  • 医学的根拠に基づいたリハビリテーション診療を行い、患者の生活の質の向上のために多職種の医療・介護スタッフによるチーム医療を実践します。
  • 在宅及び社会生活への復帰を目標に、患者の「主体的な生活」の構築に向けて包括的なリハビリテーション医療を提供します。

回復期リハビリテーション病棟 運営方針

  • 患者・家族の主体性や自己決定権を尊重し、身体的治療のみならず、生活環境や社会的背景を含めた様々な視点から患者の個別性に合わせた医療を行うことを目指します。また、患者自身の治療への積極的な参加を促し、患者もチームの一員として課題解決に向けて取り組むことができるように支援します。
  • 病前の生活を踏まえ、退院後の生活を見据えた各専門職の評価・治療プランを定期的に情報共有しチーム医療の推進を図ります。また、各医療・介護スタッフは院内外の学習会・学会等に参加し、知識・技術の向上を図り患者の治療へ反映させる努力をします。
  • 機能改善のみならず残存機能を活かした日常生活の獲得及び、患者の家族関係や住環境を踏まえた患者を取り巻く様々な環境の問題解決に向けてチームで支援します。また、生活の場だけではなく、社会参加を目指した関りを入院時から持てるように支援します。

患者の権利

患者には人間としての尊厳をもって医療を受ける権利があります。その権利を大事に、自分の意志で主体的に医療に関わっていただきたいと私たちは願っております。同時にお互いの信頼関係に基づいて患者さま中心の医療を実践していきたいと思っております。

  • 1. 良質の医療を受ける権利

    患者は、良質の医療を公平に受ける権利があります。

  • 2. 人格の尊厳に対する権利

    患者は、人格・価値観が尊重され、一人の人間として医療を受ける権利があります。

  • 3. 自己決定の権利

    患者は、病気・治療などについて、わかりやすい言葉で納得できるまで、十分な説明を受ける権利があります。

  • 4. 自己決定・セカンドオピニオンに関する権利

    十分な説明を受けたうえで、患者は治療方法など自らの意志で選択・決定する権利があります。他の医療機関の意見やセカンドオピニオンを聞くことができます。

  • 5. 診療録の開示等に関する権利

    患者は、自身の診療録の閲覧・複写、内容要約や説明を受けるなど、診療記録の開示を求める権利があります。

  • 6. 守秘義務に対する権利

    患者は、診療・治療に関わる個人情報が守られ、プライバシーを乱されない権利があります。

  • 7. 様々な理由で意思表示ができない患者の権利

    患者は、法律的な権利のある代理の方へのインフォームド・コンセントを得る権利があります。ただし、法律上の代理の方がいらっしゃらない場合で、緊急に医療行為が必要な際は、同意があるものとして推定し、医療行為を実施いたします。ただし患者本人による事前の意思表示が同意を拒否することが明らかな場合は除きます。

臨床倫理問題への対応方針

  • 1. 意識不明・自己判断不能患者への対応について

    意識不明や判断能力のない患者さんにおいては、緊急事態で生命に係わる場合で、かつ家族等関係者に連絡がつかない場合を除いて、家族など適切な代理人の同意を得て治療に必要な判断と決定を行います。なお、家族など適切な代理人がいない場合には、患者さんにとって最善の利益となる方向で治療を行います。

  • 2. 検査・治療・入院の拒否、指示不履行について

    検査・治療・入院等の必要性並びに利益と実施しない場合の負担と不利益について、患者さんに十分な説明を行っても医療行為を拒否した場合は、患者の自己決定を尊重します。ただし、感染症法等の規定に基づき、治療拒否が制限される場合があります。

  • 3. 輸血拒否患者への対応について

    宗教上の理由などから輸血を拒否される患者には、相対的無輸血の立場をとります。相対的無輸血とは、患者さんの意思を尊重し可能な限り輸血をしない治療になるよう努力をしますが、生命維持のために輸血が必要であると医師が判断した場合には輸血をするという考えです。

  • 4. 身体拘束について

    やむを得ず身体を拘束し、行動を制限する必要がある患者には、「身体拘束予防ガイドライン(2015 年:日本看護倫理学会臨床倫理ガイドライン検討委員会)」に従い、適切に対応します。

  • 5. 終末期医療について

    終末期の医療・ケアについては、「人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイドライン(厚生労働省)」に従い、患者さん・家族と相談のうえ、患者の意思に基づいた医療を行います。また、可能な限り、疼痛やその他の不快な症状を緩和し、精神的・社会的援助も含めた総合的な医療・ケアを行います。

  • 6. 心肺蘇生不要(DNAR)の指示について

    心肺蘇生術(CPR)の有効性について、終末期・老衰・救命不能な患者または意識回復が見込めない場合、患者さんやその家族に対して十分な説明をしたうえで、心肺蘇生術を行わないことに同意された場合は、その意思を尊重します。ただし、いかなる場合も積極的な安楽死や自殺幇助は認めません。

  • 7. 虐待防止について

    虐待が疑われた場合には、「高齢者虐待防止対応マニュアル(令和元年5月:神奈川県」及び当院が定める「虐待対応マニュアル」に従います。

  • 8. 転院治療について

    当院で対応困難な治療や手術が必要とされた場合は、他の病院を受診・転院していただきます。

  • 9. その他の倫理的問題について

    その他の倫理的問題については、「倫理委員会」で審議し、その方針に従います。

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