私たちが目指す取り組み
主体性とは自ら意思を決めて実行することです。
私たちは、患者さんが「自分らしくありたい」という願いを大切にしたいと思っています。
その欲求は「自己実現の欲求」といいます。しかしその欲求に至るには、いくつかの欲求の階層を経ていかねばならないといわれます。
「食べたい・飲みたい・寝たい」などの本能的欲求から始まり、「危険から逃れたい」という安全・安心の暮らしへの物理的欲求。そして、「仲間が欲しい」、「人と繋がりたい」という社会的欲求や、「自分のいる意味・役割」という欲求が「生きがい」と繋がっていきます。
主体性の回復とは、自分にしかできないこと、自分の可能性とは何か、などを自ら再認識し、課題の解決へ向けていこうとする意志だと思います。
私たちは、それらの欲求に対応するため、「じっくり聴いていく」、「安心環境を整える」、「寄り添う」、「受け止める」、「伴に考えサポートする」ことを実践します。
~入院生活中、その方に応じた「成功体験」の場を提案します。
やってもらうリハビリではなく、やりたいと思うリハビリへ~
聖テレジアの縁日編 5:08
[使用曲♪「それが大事」は、元大事MANブラザースのボーカル・作詞・曲を担当されました立川俊之氏より、趣旨にご賛同いただき、使用許可を頂戴いたしました。]
縁日は、病院イベント「元気が出るシリーズ」のひとつで、入院生活に溜まったストレスを発散し楽しんでもらう趣旨で季節ごとに行われているイベントです。
お茶会 4:01
お茶会は、病棟ごとに月一度行われます。
コーヒーや紅茶などを飲みながら患者さん同士や職員、ボランティアの方と歓談し楽しんでいただいています。嚥下に障害がある方も管理栄養士がトロミをつけ提供します。ちょっとした憩いの場になっています。