専門スタッフによるチーム医療で
一人ひとりの社会復帰をサポートします。
当院はリハビリテーションを中心に行う医療機関です。病気や怪我によって起きてしまった身体・精神の障害から回復をめざし、家庭復帰や社会復帰をサポートします。そのために、経験豊かなリハビリ専門医師をはじめ、多数の専門スタッフが一体となったチーム医療で、一人ひとりの患者さまに最適な医療サービスを提供いたします。
対象者
入院から退院までの流れ
急性期病院
各種
リハビリテーション
家庭や職場に復帰するためにさまざまなリハビリを行います
家庭訪問
退院後、円滑に生活できるように、患者さまと一緒に訪問します
家族への介護指導
車いすの乗り降り、排泄のケアの方法などを看護職がアドバイスします
退院
体制
2階病棟 | 3階病棟 | 4階病棟 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
医師(常勤) | 2名 | 2名 | 2名 | 6名 |
医師(非常勤) | 0.6名 | 0.2名 | 0.1名 | 0.9名 |
看護師 | 19.2名 | 16.9名 | 16.8名 | 52.9名 |
介護 | 15.7名 | 14.7名 | 15.3名 | 45.7名 |
PT | 12.8名 | 12.8名 | 14名 | 39.6名 |
OT | 9名 | 12名 | 11名 | 32名 |
ST | 5名 | 4.8名 | 3名 | 12.8名 |
SW | 3名 | 2名 | 1.2名 | 6.2名 |
合計 | 67.3名 | 65.4名 | 63.4名 | 196.1名 |
・管理栄養士 4名
・薬剤師 5名
・病棟クラーク 3名
・検査科 2名
・放射線科 2名
・スピリチュアルケアワーカー 3名
のサポート体制
訪問看護、リハビリテーション専門医による往診、訪問リハビリテーション、地域連携室(医師、医療ソーシャルワーカー、事務)、事務部 、以上の協力体制のもと、チーム医療として実践しています。
急性期病院と回復期リハ病棟との連携
超急性期病院でしかできない、また行うべき診療・治療(脳卒中に対するt-PAによる治療・血腫除去術・血管内治療、整形外科・その他の疾患に対する急性期治療等)が終了した時点からできるだけ早期に(急性期でも)回復期リハの対象として対応しています。 回復期リハは急性期治療と同様に緊急性を要し、転院時期を失してしまうと、社会復帰の可否など予後を大きく左右することになります。急性期病院との診療レベルを含めた強い信頼関係のもとでの連携を緊密に行う必要があると考えています。 当院では早期にリハビリ入院を実施していくために、入院可否の判断を迅速に行うことから、入院判定のミーティングを祝日を除く月~金、朝8時45分から行っています。紹介状、ADL票、現状のデーターを基に、地域ネットワーク室・情報管理室・福祉医療相談室の情報を併せ判断しています。
回復期病院とかかりつけ医、療養 施設との連携
無理な在宅療養や安易な施設介護を選択しないために、患者さまの要介護度と家族介護力・地域介護力を正しく評価し、選択のための情報を提供しています。 臨床的、ADL上在宅復帰が難しいと思われる例でも、医療相談室・地域ネットワーク室の努力で在宅復帰可能となる例もあります。 かかりつけ医・介護施設の情報を把握し、連携を蜜にしておき、これら地域への復帰にかかわる福祉医療相談室・訪問看護・訪問リハビリテーション・在宅事業所のさらなる質向上に努めます。